拱廊の果てから、聞き覚えのある懐かしい足音が響いてきた。
しかしそれはあまりにも遠く、空耳のようでもある。
シフルは足を止め、耳を澄ました。確かに聞こえる――そんな気がした。
異世界ファンタジー小説「精霊呪縛」連載中